蘇州市は、中華人民共和国江蘇省東南部に位置する地級市。
古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、上海市に隣接する地の利
があり、現在も省の経済的中心である。
長江の南側にあり、長江デルタの中心部、太湖の東岸に位置する。東北側には、
上海蟹の産地として名高い陽澄湖がある。
北京から南京を経て、昆山、上海を結び、蘇州駅には特急が停車する。
上海を起点に蘇州市街を通って西に延びる312国道と、常熟市街を通る204国道
が幹線道路としてある。
古来、北京と杭州を結ぶ京杭大運河が通るなど、水運もよく利用されている。北部
の太倉、常熟、張家港の長江沿いの地域には、水運を生かせる大規模工場が作ら
れている。
運河による水運が生活に溶け込んでいることから、旧市街地及び周辺の水郷地帯
を含めて、「東洋のヴェニス」と呼ばれるが、ヴェネツィアよりも歴史は古い。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
盤門三景呉王コウリョの命を受けた大臣伍子胥が、紀元前508年、蘇州を
築城した際に作った水門八門のひとつが盤門。
宋代に城郭が建てられたが、元時代初めに壊され、またその後再建された。
現在では盤門に加え、近接している呉門橋、瑞光寺を含み、盤門三景と呼び、
古城遺跡公園として整備、保存されている。
盤門は陸門と水門に別れ、敵の侵入に対する工夫が随所に見え、古代の戦略
を知るには格好の場所。呉門橋は宋時代の創建、現在の橋は清の同治11年
(1872)に建造されたもので、橋の高さが14mあり、蘇州で現存する石橋の中で
最も高い。蘇州の西南城外の水上交通の要所で、行きかう船を見ながら往時に
思いを馳せるのもよし。
開元寺は盤門公園内にある。当初は通玄寺と呼ばれ、三国時代の東呉年間
(24年)に禅寺として創建。清時代戦火に遭い、寺は焼失。経典を収蔵する無
梁殿のみ残る。瑞光塔は北宋初期の宝塔。高さ43.2m、八角七層からなる、
楼格式の美しい装飾が施された塔で、塔内から大量の貴重な文物が発見され
ている。除夜や中秋節など、かなめの節句の日には、ここで打ち上げ花火や
各種演芸などが催される。