奥只見湖
奥只見湖は、奥只見ダムによって形成される人造湖。正式には銀山湖と呼ぶ。2005年
に魚沼市の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選
に選ばれているこの人造湖は、ダムや湖をモチーフに多くの小説家が小説を執筆して
いる。特に三島由紀夫がダム設計技師の青年と人妻の出会いから破局までの愛の軌跡
を描いた『沈める滝』は有名である。そして、奥只見湖をこよなく愛した文豪も居た。
作家にして大の釣り師としても著名な開高健である。ダムへは新潟県側と福島県桧枝岐側から行くことができるが、只見町中心部
から行くことはできない。逆に奥只見ダムから田子倉ダム方面に行くこともで
きない。直下流にある大鳥ダム(重力式アーチダム・83.0m)までは道路があ
るものの、大鳥ダムは一般人立入禁止のため通行は不可能である。
国道352号が最寄の幹線道路ということになり、新潟県側からの尾瀬への
玄関口でもある。ただし枝折峠から奥只見湖沿いを通り尾瀬・檜枝岐へ向
かうルートは、断崖絶壁に沿った隘路でカーブも多く、車の転落事故が時々
起こっている(俗に言う「酷道」)ため、運転には細心の注意が必要である。
ダムサイト付近からは遊覧船が運航している。 銀山平、尾瀬口との間とダム
回遊のコースがあり、年間10万人程の利用者がある。
外輪船も就航しており春の新緑・秋の紅葉には大勢の観光客で賑わう他、
尾瀬方面の交通手段としても重要である。また観光店が冬季閉鎖時期以外
常時営業しており、駐車場から奥只見電力館、遊覧船乗り場は階段を含む
遊歩道の他、大人100円(小人50円)で乗ることができるスロープカーが運転
している。なお、奥只見電力館は更に階段を上り、民宿の真ん中を通り抜ける
遊歩道の先にある。
参考文 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
奥只見湖遊覧船のパンフレットより
紅葉シーズンの奥只見湖(展示写真より)